マムシ(ニホンマムシ)生態画像
日本の毒蛇の画像(まむし)
マムシは全長45-80cmほどの小型のヘビですが、毒性が強く、毎年10名ほどが尊い命を落としています。マムシに咬まれないためにも、マムシの生態をしっかり頭に叩き込んでおきましょう。画像で紹介します。
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マムシは全長45-80cmほどの小型のヘビですが、毒性が強く、毎年10名ほどが尊い命を落としています。マムシに咬まれないためにも、マムシの生態をしっかり頭に叩き込んでおきましょう。画像で紹介します。
マムシの毒牙(画像提供:(財)日本蛇族学術研究所)
マムシはクサリヘビ科の毒ヘビです。南西諸島を除く日本の各地に分布し、水辺や草むら、土手、山地、森林などあらゆる場所に生息しています。
マムシは全長45-80cmほどの小型のヘビですが、毒性が強く、毎年3000人ほどが咬傷被害にあって、そのうち10名ほどが尊い命を落としています。死亡率は0.3%~0.4%ほどです。
渓流釣りや沢登りで岩場に不用意に手を突いたり、キノコ採りで落ち葉を素手で払うよう行為は非常に危険ですので十分に注意しなければなりません。
このページには、マムシの様々な生態画像を掲載しておきます。まむしの咬傷被害から自らを守るためにも、マムシの自然界での姿を目に焼き付けておいてください。
※参考:マムシに関するほかの詳細情報はこちら
⇒マムシのすべて~これでバッチリまむしの生態ナマ情報
⇒赤まむし(赤マムシ)~写真で確認!マムシの体色変異
⇒マムシ咬傷・ハブ咬傷|毒蛇に咬まれた事例研究
マムシは夜行性だといわれていますが、昼間でも、半日陰の雑木林やじめじめした水辺や草むらでは餌を求めて活動したり、木の根や岩陰に潜んでいることがあります。不用意に踏み込むと危険です。
川辺で魚を獲ったり、釣りをしたり、キャンプをしたりするときには、私達はいつでも毒ヘビ(まむし)と隣り合わせにいることを理解していなければなりません。マムシがどんなところにいるのかを、ちょっと覗いて見ましょう。
■川べりの湿地帯に棲息するマムシ
(画像提供:身近なカエル・ヘビ)
昼間でもこんなに活動的な姿。魚を獲りに川辺に近づくときは要注意です。
■こちらは岩陰に身を寄せるマムシ
(画像提供:身近なカエル・ヘビ)
渓流釣りに出かけて、不用意に手をかけた岩場にマムシがいることも・・・
一に確認、二に確認・・が肝要です。
マムシ(ニホンマムシ)の特徴は、茶褐色の三角頭とずんぐりした体、それに銭形模様といわれる「丸描いてちょん」模様です。茶褐色の丸い模様の中央に暗色の斑点があります。
■落ち葉とマムシ
(画像提供:(財)日本蛇族学術研究所)
マムシの銭形模様が見事な保護色になっています。
こうなると、ちょっと見ただけではどこにマムシが潜んでいるのかよく分からないですね。山道や公園を散策中なら踏んでしまいそうです。
■渓流に下りるマムシ
(画像提供:箕面の滝情報)
真昼間だというのに、岩場を伝って渓流に下りるマムシ。このあとは渓流を悠然と泳いでいったそうです。
川遊びしていても油断なりません。
■枯れ枝のようなマムシ
(画像提供:ウチノメ屋敷 レンズの目)
里山の斜面で見かけたマムシ。枯れ枝だと思って安易に手で握ってはいけません(笑)
画像をよ~く見ると、マムシはからだを折り返して、頭はこちらを向いています。すでにマムシは人の気配に気が付いて警戒態勢に入っているのです。
■石垣とマムシ
(画像提供:ひめじの森だより)
マムシは石垣にもいます。キャンプ場の石垣、川岸の石垣、散策路の脇の石垣・・・。
石垣にもたれかかったり手を付いたりするときは、念のために事前に、穴の中も確認しましょう。
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