三浦海岸の波打ち際です
わかめはどこかな?
海が荒れた翌日は、たくさんの海草が浜辺に打ち上げられています。
この中にわかめ(ワカメ)が混じっています。
3月上旬。風はまだ少し寒いですが、空気が澄んでいて、とってもいい気持ちです。
立派なわかめが採れたよ!
りっぱなわかめ(ワカメ)が採れました。良質の柔らかいわかめ(ワカメ)です。
砂がいっぱい付いていますが大丈夫です。
その場で海水で洗ってもいいのですが、靴や服が濡れることもありますので、そのまま家に持ち帰って水道水で洗います。
三浦海岸では、わかめは海岸の南寄り(海に向かって右側。つるぎ崎寄り)でたくさん採れます。
わかめ(ワカメ)の見分け方
根元に注目!「めかぶ」です。
(写真提供:海藻・海草標本図鑑)
わかめの見分け方は簡単です。
根元近くを見てください。わかめ特有の「めかぶ」とよばれる部分があります。少し固めのヒダヒダがたくさん集まったところです。
最近はスーパーやデパートでも「めかぶ」をそのままの形で売っていますので知っている方も多いはずです。
浜に打ち上げられたわかめ(ワカメ)は、根っこも含めて全体がそっくり揃っていますので、この「めかぶ」を見れば誰でも容易にわかめを見分けることができます。
不安だったら近くで「わかめ拾い」をしている人に聞いてみて下さい。親切に教えてくれるはずです。私も最初は人に教えてもらいました。
一度浜辺で実物を確認すると、あとは葉っぱだけ、茎だけが切り離されて落ちていても、わかめを簡単に見分けることができるようになります。
生きているわかめ(ワカメ)は,緑色ではなく褐色をしています。 湯通しするとさわやかな緑色に変身します。
わかめ(ワカメ)が採れる季節
わかめは1年草です。毎年11月頃に発芽して翌年の5〜6月頃に成熟期を迎えます。食べるには若芽のほうが柔らかく味もいいため、収穫は2月上旬〜4月頃にかけて行われます。3月はまさに、わかめ(ワカメ)の旬の季節です。
3月になって三浦海岸に行くと、沖合いのすぐ目の前で漁師さんが養殖わかめの収穫を行っています。
夫婦で小船に乗って収穫し、採れたわかめを陸揚げして、加工して天日干しにします。
一方、近くの海岸線では多くの「わかめ狩りマニア」が、流れてきたわかめを拾っています。元は同じ養殖場のわかめです。
漁師さんには少し悪いような気もしますが、見方を変えれば、「わかめ拾い」はビーチを汚す「海草」の片づけに貢献?していることにもなります。
だからここは割り切って、海の恵みの「おすそ分け」をありがたく頂戴することにしましょう。
わかめ(ワカメ)の調理法

採ってきたわかめは、水できれいに洗って砂を落とします。
これを沸騰したお湯にさっと入れて湯通しします。わかめの色が鮮やかな緑色に変わればできあがりです。
あとはお好みで、カットしてお使い下さい。
味噌汁、サラダ、酢の物、刺身のツマなど、幅広い料理にご利用いただけます。
わかめ単体で食べる場合には、わさび醤油やドレッシングをかけて頂きましょう。私はポン酢で食べるのが一番おいしいと思います。
余ったわかめは、冷蔵庫で保存するほか、塩漬けにしたり、天日干しにすると長く保存することができます。
ただし、せっかくの旬の味ですので、採ってきたわかめ(ワカメ)は、なるべく早く食べ切るようにしたほうがいいと思います。
私は保存は一切せずに、1〜2回で食べ切れるだけの量を採取するようにしています。
味は「めかぶ」が一番です
ワカメは「葉」「茎」「めかぶ」に大別されますが、市販されるのは主に「葉」の部分です。
葉の部分は柔らかいうえに、鮮やかな緑色をしていますので料理には好んで使用されます。日本料理の色添えには最適なんでしょうね。食感もグッドです。
ところが味の方から言うと、好みにもよると思いますが、一番おいしいのは実は「めかぶ」の部分です。次が「茎」。残念ながら商品価値が高い「葉」の部分はあまりおいしくはありません。
私は、最近ではせっかく採ったワカメですが、葉の部分はすべて捨てて、めかぶと茎しか持ち帰りません。
新鮮な生のめかぶは春の旬の時期しか味わえませんが、葉の部分は加工品が一年中手に入るからです。
漁師さんも以前は商品価値がない「めかぶ」は捨てていましたが、最近ではめかぶのおいしさが認識されてデパートでも売られるようになりました。
皆さんもぜひ「めかぶ」を味わってみて下さい。
生のめかぶをみじん切りにして、さっと湯通しします。めかぶや茎の部分は肉厚ですので、先にみじん切りしてから湯通ししたほうが、均一に素早くゆでることができます。
納豆のような強いネバネバが出てきますので、ポン酢をかけてそのまま頂きます。最高の旬の味です。
