過去50年間の翌日の予報精度
毎日の夕方17時に翌日の天気予報が発表になります。「明日の天気」として夜のニュースの前後に毎日放送されています。
この夕方発表した翌日の天気予報がどれだけ的中しているか。東京地方の天気予報を例にして、「翌日雨が降るかどうか」の予報の的中率を調べてみると次のような結果になります。
1950年: 的中率約72%
1975年: 的中率約79%
2000年: 的中率約84%
2006年: 的中率約86%(いずれも過去5年平均値。気象庁調べ)
上昇する適中率。それでも100回に14回はハズレ
天気予報の的中率は年々上昇していることがわかります。
今から半世紀前の1950年は、的中率は約72%でした。的中率50%が実質のゼロ基準だとすると、予報精度はあまり良いとは言えません。
それから50年が経過。的中率もずいぶん改善されました。2000年には的中率は84%と12ポイントも改善しています。2006年にはさらに86%にまで上昇しています。
ただし、この的中率が高いか低いかは見方が分かれるところです。86%の数字自体は確かに高いようですが、それでも100回予想したら14回は外れていることになります。
最近では人工衛星を使った宇宙からの観測体制が整い、気象変動の解析もスーパーコンピュータの何十倍も能力がある地球シミュレータで行われる時代になりました。
ただ、それでも明日の天気予報が14%も外れるのだと・・・まあ、そのようにお考えください。
気象変動は多くの要因が作用するため、正確に予報するのは本当に難しいんですね。
週間天気予報の精度
翌日の天気予報でさえ14%は外れるのですから、期間が長い週間天気予報になるとさらに的中率は厳しくなります。
雨が降るかどうかについて予想した週間天気予報について、3日目の予報の的中率は約72%、5日目で約69%、7日目には約64%に低下します。
なんと7日目に至っては64%の的中率しかなく、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の50%レベルに随分と近づいていることが分かります。
一週間先の予報はなかなか当たらないんです。だから今でも、7日を越えて地域ごとの具体的な天気予報は発表しないことにしています。
したがって、天気予報はあくまでも「予報」であることをよく理解したうえで、レジャー計画等アウトドアの参考としてお使いください。

