潮騒のみち・荒崎界隈

この切通しを抜けると荒崎の雄大な海岸にでます。
いよいよ「潮騒のみち」の海辺ルートの始まりです。心躍る風景美が待ち構えています。

目の前に広がる雄大な相模湾。海の向こうに遠く見える陸地は油壺マリンパーク付近です。
荒崎付近の岩盤は、三浦累層と呼ばれる700万年ほど前に堆積してできた砂岩・泥岩と凝灰岩との互層です。
岩盤としては最も新しい部類に属し、強度も低いために隆起に伴って波の浸食の影響を受けやすく、各地に断崖や、海蝕洞(洞窟)、入り江などの複雑な海岸線を形成してきました。

海沿いの遊歩道です。
ここらあたりは遊歩道がよく整備されていて歩くのがとても楽です。
水質がよく水がきれいで、海を覗き込むと海底が透き通って見えます。

途中からコンクリート製の遊歩道はなくなり、まったくの岩場の上を歩くようになります。
危険な箇所では階段状のステップを切り込んでくれていますが、滑らないように気をつけて、自分の判断で安全を確保しながら歩く必要があります。
海が荒れているときや波が高い満潮時にはここから先は危険です。無理して立ち入らないようにしましょう。
前方に見える白い建物の方向に海岸に沿って歩きます。
右端は「お仙が鼻」です。
潮騒のみち・佃嵐界隈

ハイキングコースの中で「お仙が鼻」だけは海岸沿いを通れません。付け根に当たるところに台地に通じる長い階段がありますので、ここを通って反対側の海に回りこみます。
反対側には小さな漁港があります。栗谷浜(くればま)漁港です。
この漁港の防波堤は、ちょっとした海釣りのメッカです。潮周りがいい日には大勢の釣り人で賑わいます。この日はたまたま釣り人も少なく、静かな時が流れていました。

栗谷浜漁港から右手に海を見ながら海岸を歩きます。10分ほど歩くと佃嵐(つくだらし)崎に到着です。
ここは磯遊びの穴場的場所で、交通が不便なことからあまり人に知られておらず、トップシーズンでも比較的ゆったりと磯遊びに興じることができます。
私のお気に入りの場所のひとつです。
後ろを振り返ると、右手に先ほど通った栗谷浜漁港とお仙が鼻が見えます。また、お仙が鼻の向こうには、荒崎から歩いてきた海岸線が見えます。

同じく佃嵐崎です。アングルをもう少し左に振ったのがこの写真です。
正面の海の彼方に、出発した「荒崎」が見えます。
荒崎からこの佃嵐崎まで距離は約1.5kmほどです。写真を撮りながらゆっくり歩いても50分ほどで到着できます。
潮騒のみち・和田長浜海岸界隈

佃嵐崎を過ぎれば、和田長浜海岸へは10分ほどの距離です。途中から岩礁が砂浜に変わり、やがてきれいな和田長浜海岸に到着します。
この海岸には大学ヨット部の宿泊施設も多く、マリンスポーツのメッカです。
またシーズン中は大勢の海水浴客で賑わいます。
静かな海が好きな人は、ほんの少し季節をずらして訪れると、きれいな海を心いくまで堪能することができます。

波打ち際では子供たちが楽しそうに遊んでいました。
いつ見ても子供たちの表情は豊かです。
ちなみに長浜は「なはま」と読みます。横須賀市と三浦市との境界線が、この和田長浜海岸の中央にあります。

親子で一緒にマリンスポーツに挑戦。
親が夢中で遊べば、子供も夢中で遊べるようになります。
静かな海で、熱い親子の触れ合いです。

