キャンプに行こう
アウトドア趣味を100倍楽しく!
キャンプはアウトドア趣味の花形です。家族で楽しむファミリーキャンプ、オートキャンプ、友人とのキャンプなど、キャンプの楽しさをいろいろ紹介します。
人生いろいろ、キャンプのスタイルもいろいろ
(画像提供:聴覚障害者自立生活センター)
人生いろいろ。キャンプもいろいろ。人の好みは千差万別です。だから、キャンプのスタイルもいろいろあります。
家族と一緒のファミリーキャンプ。職場の仲間や気のあった友人同士のワイワイキャンプ。一人でふらりと出かけるお気ままキャンプ・・・
最近では車をサイトに横付けできるオートキャンプ場が人気ですが、便利な反面、区画化されたサイトを嫌って、自由度の高いテント専用サイトを好んで利用する人もいます。
キャンプの目的や人数、好みに応じて、多くの選択肢の中から自由にスタイルを選んで実践できる。これがキャンプの大きな魅力でもあります。
アウトドア趣味自体がもともと手作りみたいなものですから、たくさんのキャンプのスタイルがあって当然です。キャンパーの数だけキャンプのスタイルがある。この多様性こそがキャンプの魅力です。
キャンプのスタイル
ファミリーキャンプ
一番ほほえましいキャンプのスタイル。パパがアウトドア派で子供好きだと断然このタイプが多い。
子供が生まれて少し大きくなると外で一緒に遊ぶのが楽しくなります。よーし、今度の休みはキャンプに行こう!奥さんが賛成すれば即決定です。
時には最初、奥さんが嫌がるファミリーもいるようですが、一度行くと面白くて大概病みつきになります。
今まで味わったことのなかった大自然の開放感にどっぷり浸かって、すっかりアウトドア派の仲間入り。温泉でもあれば、もう最高です。
ファミリーキャンプではいつもパパが主役です。キャンプの計画を練るのもパパの仕事。道具の準備をするのも、現地でテントの設営をするのも、料理を作るのも、全部パパの仕事です。
子供とママはもっぱら補助役でしょうか。そこがキャンプのいいところなんですね。
子供もパパの仕事を手伝ううちに、パパの偉大さに気づきパパを尊敬するようになります。教育面でも、とてもいいことです。
段取りが一段落すれば、今度は子供と一緒にしっかり遊ぶ。父親が本気になって遊んでくれると、子供はすくすくといい子に育ちます。
仲間同士のワイワイキャンプ
仲間同士が集まってワイワイ楽しむラフなキャンプ。これがなかなか楽しいんです。
職場でも大概2~3人はキャンプに詳しいアウトドア実践者がいます。その人たちに、場所の選定や遊びの企画、料理の献立まで一切任して、ほかの人はひたすら補助役に徹しましょう。
キャンプ実践者の指揮の下、みんなで協力すれば、とても楽しいキャンプになること請合いです。
私は学童保育のサマーキャンプで、保護者の皆さんと一緒に何度かキャンプに行ったことがあります。
テントの設営が終わると子供たちは早速川遊びに突入。私たち保護者はビール片手に見張り役です。
夜は夜で、またまた大宴会。子供を早く寝かせて?夜中まで飲んで話したものでした。
ほかのキャンパーがいない小さなキャンプ場だからできたことですが、子供たちのおかげでとても楽しいキャンプになりました。
気ままなソロキャンプ(一人キャンプ)
時には一人だけのキャンプもいいものです。ファミリーキャンプのベテランでも、家族と日程が会わないような場合は、ぶらりと一人でキャンプに出かけることがあります。
一人キャンプは慣れないと寂しいのですが、慣れてしまえばこんな贅沢なアウトドアはありません。
時間はたっぷりあって、しかもそのすべてを自分のために自由に使うことができるのです。
昼寝するもよし、読書するもよし。釣り三昧に浸るのもよし。まさに天国です。
一人前の料理は、時には手を抜いて。。。カップヌードルと暖かいコーヒーだけというのはいかがでしょうか?
最近は本格的なドロップコーヒーが手軽に楽しめる時代になりました。遠くに沈む夕日を眺めながら、ゆっくりとコーヒーをススル。何にも替えがたい贅沢な時間です。
のんびり熟年キャンプ
最近注目されているのが熟年キャンプ。子育てが終わり、会社も定年を迎えて、さてこれから第二の人生を思い切って楽しみたい。
そうだ、日本全国の温泉めぐりをしよう。豪華な温泉ホテルもたまにはいいが、夫婦二人でのんびりキャンプをしながら名湯めぐりをしたい。。。てな訳で、のんびり旅行の熟年キャンプが、いま人気です。
子育ての真っ最中は、子供と一緒にしょっちゅうファミリーキャンプを楽しんでいたのに、子供が高校生になるとだんだんと日程が合わなくなって参加しなくなってきます。
子供の成長を喜ぶ反面、一抹の寂しさも感じます。
そしていつしかキャンプもやらなくなって十数年が経過。。すっかりキャンプのことも忘れかけている頃に定年がやってくるのです。
余裕時間ができると無性に旅に出たくなります。温泉めぐりがいいなあ。そんな話しを夫婦でするうちに、キャンプをしながら旅行をしようよ・・・と、こんな具合になることが多いようです。
キャンプなら昔にずいぶんやったし、少し古くなったけど用具も残っています。少し買い換えればまだまだ大部分はそのまま使えそうです。よ~し、昔を思い出しながら、二人で旅にでるか!
だから、熟年キャンプはファミリーキャンプの延長線上にあるといってもいいと思うんです。ファミリーキャンプと違うのは子供が卒業して夫婦二人だけのキャンプになること、虫かごとサッカーボールが必需品じゃなくなること、子供の着替えがなくなって荷物が少し軽くなること、ただそれだけです。
子供がいないのは寂しいけれど、無事に育ってくれたことに感謝しながら、これからの余生を、振り出しに戻って夫婦二人で楽しんでいくんです。
のんびり熟年キャンプ。いいですねえ。
オートキャンプ
車をキャンプサイトに横付けできるタイプの、テントと車とが一体となった近代的なキャンプスタイルです。最近ではほとんどのキャンプ場がオートキャンプ場を併設しており、人気の高さが伺えます。
車をサイトまで乗り入れることができるためにキャンプ用具の搬入出が容易であり、力仕事が減ってずいぶん楽ができます。
それだけではなく、タープなどで車と一体化したテントレイアウトを心がけることによって、車の後部座席や荷台をキャンプ用具の一部として活用することもできます。
また、激しい雨に見舞われたときや、夜間テント内が寒いときなどには、緊急避難場所として車を利用することもできます。
現代生活は、車とは切っても切れない密接な関係にあり、自然派指向のキャンパーでさえも車を離れてキャンプすることは難しくなってきているようです。
最新のオートキャンプ場は、「区画型」といわれる駐車スペースとテントサイトとが一体となったタイプのものが多く見受けられます。駐車スペースに車を止め、テントは駐車場横の区画サイトに張ります。
分譲住宅に例えるならば、広い敷地に住宅スペースがいくつも区画されており、その区画ごとに車とテントをセットで設営するようなものです。
便利ではありますが、自由度が低く、少々味気ないような感じもします。
せっかく都会の喧騒を離れて、日常では味わえない自然のど真ん中にきたんですから、分譲住宅を敬遠して自由にテントが張れるキャンプ専用サイトを好む人もいます。
それぞれ好みによって使い分けるといいでしょう。
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キャンプ関連情報
キャンプは楽しい反面、危険も潜んでいます。キャンプをする際に注意しなければならない危険生物情報の一部です。