西表島に行こう!
沖縄の離島で過ごす癒しの時間
沖縄県のおすすめの離島・西表島~死ぬまでに一度は行きたいと思う島、魅力いっぱいの島です。マングローブのカヌーツアーやサンゴ礁のシュノーケリング。人気の離島・西表島の魅力を紹介します。
仲間川のカヌーツーリング。西表島は山も川も海も魅力いっぱい!
(画像提供:asoview)
西表島(いりおもてじま)は八重山諸島の一角にあり、沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きな島です。島の約90%が亜熱帯の原生林に覆われ、イリオモテヤマネコやカンムリワシなど、15種の国指定天然記念物を有する学術的にも大変貴重な場所です。
西表島には大小合わせて約40の川が流れており、その多くは河口付近にマングローブが自生しています。なかでも仲間川流域のマングローブは、日本全体のマングローブ面積の約4分の1を占める雄大なものとなっています。
こうした貴重な自然を有することから、西表島は島全体が「西表石垣国立公園」に指定されています。
また、周囲の海には400種を超えるサンゴと豊かな海洋生物が生息。西表島と石垣島との間に育つ日本最大のサンゴ礁は「石西礁湖(せきせいしょうこ)」と呼ばれ、一部は国立公園区域に指定されています。
山も川も海も魅力いっぱい! 西表島はそんな魅力あふれる美しい島です。
西表島(いりおもてじま)
西表島の位置と概要
八重山諸島・西表島
西表島は、石垣島の西に位置し、八重山諸島では一番大きな島です。島内には飛行場がないため、アクセスは石垣島からの定期船に頼っています。
港は2か所にあり、北部の上原港と南部の大原港が石垣島と結ばれています。石垣島からは高速船で40分ほどの距離です。
西表島の気候は、亜熱帯海洋性気候に分類されていますが、年平均気温は23.6℃と高く、冬でも平均気温は18~19℃の暖かさです。そのため、亜熱帯性の自然林がよく育ち、温暖な海にはサンゴ礁が発達しています。
西表島のおすすめ観光スポット/自然・景観
■水牛車で海を渡って由布島へ
(画像提供:SAYURI's Photo Diary)
西表島から由布島(ゆぶじま)へ。おなじみの水牛車で海を渡る光景は、西表島観光の風物詩になっています。
由布島は周囲2km足らずの小さな島ですが、島全体が亜熱帯植物園になっており、南国の草花のほかリュウキュウイノシシや水牛などの珍しい動植物を観ることができます。
■マリユドゥの滝
(画像提供:JAL絶景コレクション)
浦内川上流にある日本の滝百選に選ばれている滝です。滝は二段になっており、丸い滝壺が特徴です。マリ(丸い)、ユドゥ(淀み)がそのまま滝の名前になっています。
滝へは遊覧船の上流船着場からジャングルの中を歩いて40分程で到着します。ジャングルのトレッキングもいいものです。
■マイビシ海中公園・水中観光船
(画像提供:iriomote.com)
日本最大のサンゴ礁「石西礁湖」を水中観光船でめぐります。なかでもマイビシ区域は海中公園地区に指定されており、サンゴ礁に生きる色とりどりの魚たちを船から直接見ることができます。
運がよければウミガメにも出会えます。
■環境省・西表野生生物保護センター
(画像提供:竹富町観光協会)
西表島の貴重な野生生物について知るなら、まず訪問したいのがここ! 環境省の西表野生生物保護センターです。
国の天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシなどの目撃情報が地図上で確認できるほか、西表の自然や野生生物に関する資料が数多く展示されています。
西表島のおすすめダイビング・シュノーケリング
西表島の周辺には美しいサンゴ礁が広がり、日本の代表的なダイビングポイントも数多くあります。その中の人気のポイントです。
■バラス島シュノーケリング
(画像提供:リッカドッカ)
バラス島は、西表島と鳩間島の間にあるサンゴのかけらでできた島です。潮の流れで島の形や大きさが毎年変化しますが、満潮でも沈まないことから「奇跡の島」とも呼ばれています。
バラス島の周辺には特にエダサンゴがよく発達し、透明度が高くて魚も多く、シュノーケリングには最適です。
■星砂の浜シュノーケリング
(画像提供:GooGooNyanko Blog)
星砂の浜は竹富島にもありますが、こちらは西表島北端にある星砂の浜。ビーチハウスから下っていくと、きれいな砂浜と海が迎えてくれます。
潮が引くと、膝丈くらいの深さのところでもサンゴやコバルトスズメなどが、ゆっくり観察できます。シュノーケリングには最高。もちろん星砂もいっぱい採れます。
西表島のおすすめビーチ
せっかく西表島に来たのだから、静かなビーチでゆっくり過ごしたい。そんな方におすすめのビーチです。
■トゥドゥマリの浜(通称:月ケ浜)
(画像:宮古島の癒し八重山の刺激)
鳴き砂、ウミガメの産卵などでも有名な西表島を代表するビーチの一つ。夕日のスポットとしても人気があります。
ここの砂はサンゴのかけらではなく、浦内川が上流から運んできた川砂が堆積したもの。とてもきめ細かく、素足で歩くといい気持ちです。
■南風見田(はえみだ)の浜
(画像提供:美ら島物語)
西表島には島を一周する道路がありません。島の南側を走る県道215号の終端から林道に入り、さらに3kmほど走ると林道の終点に広がっているのがこのビーチ。
遠浅で海水浴もできますが、泳ぐというよりも白い砂浜をただ歩いてみたくなるような、そんな美しいビーチです。海の向こうは日本最南端の有人島・波照間島。
西表島のおすすめカヌー・カヤック
西表島はカヌー・カヤックを愛する人たちの憧れの場所でもあります。ふだん体験できないようなジャングルクルーズやマングローブの探検クルーズが人気です。
■仲間川カヌーツアー
(画像提供:西表島海月)
仲間川流域一帯のマングローブ林は「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されています。
この仲間川を、マングローブ林を間近に観察しながらパドリングするカヌーツアーが人気です。木漏れ日のなかの静かな情景に癒されます。
■島めぐり・シーカヤックツアー
(画像提供:たびらい沖縄)
西表島にはカヌーツーリングのガイド会社もたくさんあって、来島者のニーズに合わせて様々なメニューが用意されています。
島をめぐるシーカヤックツアーもその一つ。コバルトブルーの海を漕ぎ、島に立ち寄ったり、時にはシュノーケリングを楽しんだりと・・・西表島のカヤックは選び放題です。
↓↓ タイトルをタップ/クリック(内容表示)