世界の殺人生物(動物編)
画像で確認 ランキング上位の殺人生物

世界の殺人生物~世界には人をも殺す恐ろしい生き物がたくさんいます。殺人生物です。ここでは、そんな殺人生物についてまとめました。動物編です。

殺人生物(動物編)


殺気漂うホオジロザメ。殺人生物の代表格です。
(画像提供:RETRIP)

世界には、人をも殺す恐ろしい生き物がたくさんいます。殺人生物です。

あるものは毒を使い、あるものは鋭い歯や爪、強靭な締付力などを武器にして自然界に君臨しています。

人間は知恵ある動物ですが、自然界では赤子も同然。彼らの襲撃を受ければ、なす術もありません。
生活の延長で、あるいはレジャーを楽しむために自然に分け入り、殺人生物に人間が襲われて死亡する事故が後を絶ちません。

ここでは、そんな殺人生物についてまとめました。

いずれも海や陸で、殺人を繰り返している恐ろしい殺人生物たちです。

世界の殺人生物(動物編)

第1位:ホオジロザメ


(画像提供:時事ドットコム)

殺人生物といえば、真っ先に名前が挙がるのがホオジロザメです。ハリウッド映画「ジョーズ」のモデルにもなった人食いザメで、日本近海を含む世界中の海に生息しています。
ホオジロザメはわずかな血液の匂いも敏感に感知し、広い海洋から獲物を探し出します。
鋭い歯は7cmもある完璧な三角形で、表面にはノコギリ状のギザギザが付いて肉を引きちぎります。歯が折れても予備の歯がすぐに置き換わるため、鋭い武器の在庫が尽きることはありません。

第2位:ブラックマンバ


(画像提供:世界タイムズ)

アフリカのサバンナに棲み、強力な神経毒を持つコブラ科の毒蛇です。ブラックマンバは行動が俊敏で、神経質で、危険を感じると非常に攻撃的になります。世界で最も多くの人間の命を奪った毒蛇だともいわれています。
体長は最大で4.5mに達します。とにかく長い。それだけで恐怖ですが、さらに名前の由来となった「黒い口腔」がなんとも不気味です。 ブラックマンバは1回に注入する毒量も多く、咬まれたらまず助かりません。咬まれると数秒で筋肉が麻痺し、20分から1時間で心肺停止して死に至ります。

第3位:スズメバチ


(画像提供:テントキャンパー)

スズメバチは性質が凶暴で、毒性も強く、きわめて危険な生き物です。特に9月中旬から10月中旬頃にかけては、新女王バチが羽化する時期を迎えて、巣を守るために攻撃的になります。この時期にうっかり巣に近づくと、スズメバチの総攻撃を受けて大変な目に遭います。
日本でスズメバチに刺されて死亡する人は毎年平均で30人強。毒ヘビやクマによる死亡被害よりもはるかに多い数です。スズメバチには十分注意してください。

第4位:オーストラリアウンバチクラゲ


(画像提供:Wikipedia)

インド洋南部からオーストラリア西方海域に生息している猛毒クラゲです。地球上で一番毒性が強いクラゲとして知られ、現地では「殺人クラゲ」と呼ばれて恐れられています。
別名をオーストラリアハブクラゲ(ゴウシュウアンドンクラゲ)ともいいます。
体長40~50cmほどの傘の下に最多60本ほどの触手を持ち、触手の長さは最長4.5mにも達します。刺胞針からの毒は激烈で、人間でも刺されてから、わずか数分足らずで死亡した例があるほどです。

第5位:アフリカニシキヘビ


(画像提供:Fotopedia)

アフリカニシキヘビは、大蛇の中でも最も攻撃的で獰猛な、危険な蛇です。熱帯雨林やサバンナに棲み、川や湖、湿地近くにいることが多い。全長は6mにもなり、非公式ながら9mを超える個体も目撃されています。
かれらの武器は強力な締付力。自分の体よりも数倍も大きな獲物を襲って、ぐるぐる巻きにして締め殺します。
2000年6月にはケニアで36歳の男性が飲み込まれる事故も起こっています。彼らにとっては、人間も獲物の一つでしかありません。(写真はインパラを捕食するアフリカニシキヘビ)

特別編:カ(蚊)


(画像提供:Wikipedia)

蚊は小さくて恐怖感はありませんが、実態は、世界第一級の殺人者です。蚊はさまざまな病気を媒介します。マラリアや黄熱、デング熱、日本脳炎など、蚊が媒介者となる感染症は多い。
アフリカや東南アジアなどでは、毎年200万人を超える人間が、蚊の媒介する病原菌に感染して尊い命を落としています。これほど多くの人間を殺す生物は他にはいません。
もしかしたら蚊こそが、私たち人類にとって最も危険な「殺人生物」なのかもしれません。

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