世界の最強生物ランキング(動物編)
世界最強の動物

世界最強の動物はどれか? 種の異なる野生の動物同士が1対1でガチンコ勝負したらどちらが強いかをランキングしました。さて、その順位は? 世界の最強生物ランキング トップ10


ワニと対峙するライオン。野生では強いほうが生き延びられる!
(画像提供:The Best Animal Fight)

種の異なる野生の動物同士がガチンコで争ったらどちらが強いか? ここでは世界中の動物の闘争能力を比較してランク付けをしました。世界の最強生物ランキング トップ10です。

1対1のガチンコ勝負なら体躯に勝る「猛獣」が圧倒的に優位です。ゾウをも倒すという猛毒をもつキングコブラでさえ、格闘戦という局面ではとても猛獣に対抗できるような代物ではありません。仮に相手に毒を注入できたとしても、毒が体内に回る前に息の根を止められてしまうのがオチです。

それでは最強の動物とは、何でしょうか?

※実際には陸の王者と海の王者が戦うことはできませんが、まあそこはご愛嬌。猛者ぞろいで群雄割拠の動物界に弱肉強食のメスを入れます。

最強動物ランキング

最強動物 1位~5位

第1位:アフリカゾウ


(画像提供:KKKスタジアム)

陸の王者は何と言ってもアフリカゾウでしょう。陸上動物のなかで最大で、肩までの高さがオスで4m、体重は7トンにも達する。とにかくでかい。
巨大であるということは、それだけで戦いには有利になります。アフリカゾウが怒ると、ライオンでもシロサイでもかないません。
威嚇するときは、アフリカ大陸に似た「大きな耳」を左右に広げ、巨大な体をさらに大きく見せて敵をにらみつけます。そのままで収まらないときは、まっすぐに突進してきます。大変な迫力です。

第2位:シロサイ

アフリカ中南部のサバンナに生息。体長4m、体重はオスで3.6トンに達します。オスは縄張りを持ち、決まった場所に尿や糞でマーキングして縄張りを主張します。
縄張りに入ったものは同種のオスであれ、画像撮影の人間であれ容赦はありません。威嚇に後退しなければ敢然と襲ってきます。重戦車みたいなシロサイが、頭を下げて突進してくる迫力は恐怖そのものです。 人間が乗る四輪駆動トラックなどは、ツノで跳ね上げられて簡単にひっくり返されてしまいます。

第3位:シャチ


(画像提供:Mail Online)

世界中の海に生息する世界最大最強のイルカの仲間。きわめて知能が高く、人間にもなつきやすいため水族館でも飼育されて人気者になっています。
だがひとたび野性に還れば、「海のギャング」の本性が牙をむきます。アメリカの水族館ではトレーナー3人が飼育下のシャチに襲われて死亡する事故も起きました。
南米パタゴニア地方では、シャチが砂浜に乗り上げてオタリア(アシカの仲間)を捕食する驚愕シーンが目撃されます。巨大なシャチの前では、全長2mのオタリアもまるでおもちゃです。なす術もありません。

第4位:カバ

カバは愛嬌があってのんびりした印象があります。絵本の中でも優しいキャラクターとして描かれています。だが、野生のカバは優しい印象とは正反対。気性が荒く、動物界きっての危険な生き物だと言わます。
縄張りに侵入したものは、獰猛なワニであれ、人間であれ構わず攻撃します。メスをめぐるオス同士の闘いでは、まれに相手を殺すこともあるそうです。
夜は陸に上がって草を食べますが、ここでも暴れん坊ぶりをいかんなく発揮。人間が襲われて死亡する事故は、ワニやライオンなどと比べてはるかに多く、猛獣界ワーストワンの記録保持者です。

第5位:ホオジロザメ


(画像提供:時事ドットコム)

サメは、獰猛で危険な生き物として悪名高い。なかでもホオジロザメは、プレデター(捕食者)として格別に進化した危険なサメです。
ホオジロザメはわずかな血液の匂いも敏感に感知し、広い海洋から獲物を探し出します。鋭い歯は7cmもある完璧な三角形で、表面にはノコギリ状のギザギザが付いて肉を引きちぎります。
激しい攻撃で歯が欠けてしまっても大丈夫。予備の歯がすぐ後ろに控えていて何度でも生え変わります。武器の在庫が尽きることはありません。

最強動物 6位~10位

第6位:ホッキョクグマ


(画像提供:TOMORROW is LIVED)

陸上最大の肉食獣・ホッキョクグマ。「白くま」の通称名で動物園の人気者です。
トラやライオンよりも一回り大きく、体長はオスで2.5m、体重は最大800kgにもなります。 鋭い犬歯と前脚の強力な腕力が武器で、アザラシやセイウチを捕食します。
ホッキョクグマの嗅覚はとても優れていて、氷の下を泳ぐアザラシの臭いが分かるといわれます。氷の穴(呼吸口)に先回りして待ち伏せ、アザラシが呼吸のために上がってくると前足を穴に突っ込みアザラシを穴から引きずり出します。

第7位:イリエワニ

東南アジア一帯からオーストラリア北部の入江や汽水域に生息し、地域によっては河川の上流域や湖沼などの淡水域にも棲んでいます。爬虫類の中では最大級であり、最大の個体は全長8.5m、体重は1トンにも達します。
動物の骨をもかみ砕く強力なあごを持つこのワニは、水辺に来た大型動物にも襲いかかる凶暴な捕食者です。すごい力で水中に引きずり込んで餌食にします。
人間だって容赦はしません。2011年9月にもフィリピン・ミンダナオ島で地元の12歳の少女と農民の2名が捕食されました。

第8位:セイウチ


(画像提供:Wikipedia)

北極圏の沿岸地帯および氷縁部に生息しています。オス同士の戦いに勝ち抜いた個体が、多くのメスを所有してハーレムを作ります。
セイウチの体長は最大で3.6m、体重は1.2トンにも達します。雌雄共に上顎の犬歯(牙)が発達し、オスでは1mにもなります。この牙はオス同士の闘争や外敵に対する武器、海底で貝類を掘り起こす際に使用されます。
ホッキョクグマはセイウチを襲いますが、狙いはあくまで子供です。成獣とガチンコ勝負をしたら、ホッキョクグマといえども牙の一撃で致命傷を受ける可能性があります。

第9位:ライオン

百獣の王といわれるライオンはやっぱり強い。頑丈なあごと鋭い歯、筋肉が発達した強力な前脚にはナイフのようなカギヅメが収納されています。ライオンは、他のネコ科の動物と同じく、完璧なプレデター(捕食者)として進化してきました。
ライオンは同じ猛獣のチーターやハイエナなどを捕食することもあるし、巨大なアフリカゾウだって子供であれば襲撃して捕食している姿が何度も目撃されています。相手の「喉(のど)」に、いかに喰らいつけるかが勝負の分かれ道です。

第10位:アフリカニシキヘビ


(画像提供:Wikipedia)

アフリカのサハラ以南に分布するアフリカニシキヘビは、大蛇の中でも最も攻撃的で獰猛な、危険なヘビです。熱帯雨林やサバンナに棲み、川や湖、湿地近くにいることが多い。全長は6mにもなり、非公式ながら9mを超える個体も目撃されています。
かれらの武器は強力な「締め付け力」。自分の体よりも数倍も大きな獲物を襲って、ぐるぐる巻きにして締め殺します。獲物の呼吸するリズムを敏感な皮膚で感じながら、息を吐いて肺が少し小さくなるたびにくっと静かに締め上げていきます。じつに巧妙な締め方です。

↓↓ タイトルをタップ/クリック(内容表示)

アウトドア趣味に関する総合情報サイト>アウトドア雑学>世界最強の動物ランキング(最強生物)~世界で一番強い動物は?