伊良部島に行こう！
沖縄の離島で過ごす癒しの時間

伊良部島の位置と概要

宮古諸島・伊良部島

伊良部島は宮古島の北西5kmにある隆起サンゴの島です。狭い水路を挟んで下地島が隣接していますが、両島を隔てる水路の幅はわずか40m～100mほどしかなく、ここに6つの橋が架かって繋がっているために、実際には両島は一つの島として機能しています。

伊良部島と宮古島とは、以前は船の定期航路で結ばれていましたが、2015年1月に伊良部大橋が開通してからは車で自由に通行できるようになりました。

宮古空港から伊良部島への直通バスはありませんが、平良港バス停留所からはバス会社3社が伊良部島行き路線バスを1日8往復運行しています。

一般的には宮古島でレンタカーを借りて伊良部大橋を渡って観光するか、タクシーを利用して観光するケースが多いようです。伊良部島一周は下地島を含めて約30km。車ならゆっくり走って約1時間で、自転車でも約3時間ほどで回れます。

伊良部島のおすすめ観光スポット

■伊良部大橋

（画像提供：1/f ゆらぎ）

総事業費380億円と9年の歳月をかけて造った伊良部大橋。宮古島と伊良部島とを結ぶ全長3,540mの海上の橋です。宮古空港からは車で10分ほどで到着します。
一般道ですので通行料は要りません。自転車や歩いても渡ることができます。橋の上からの眺望は感動ものです。

■渡口の浜

（画像提供：いつかどこかで）

800mにわたって広がる真っ白な砂浜と透き通ったコバルトブルーの海が美しいビーチです。目の前には来間島の緑の島並みが眺望できます。
ここの砂の細かさは宮古諸島の中でも随一だといわれています。素足で歩くととてもいい気持ちです。

■牧山展望台

（画像提供：Saayan Diary）

伊良部島で一番の高台にあり、展望台からは伊良部大橋や宮古島、池間島、来間島が眼下に望めます。美しい海と真っ青な空が一面に広がります。
展望台のふもとには遊歩道があり、亜熱帯原生林が生い茂った自然の中を散策することができます。

■佐和田の浜

（画像提供：Field Work）

1996年「日本の渚100選」（環境省）に選ばれた天然ビーチ。数多くの巨岩が沖合に転がっている一風変わった風景ですが、この岩は過去の大津波で沖合から運ばれてきたものだそうです。
遠浅のこのビーチは夕陽が美しい場所としても知られています。

伊良部島のおすすめダイビング・シュノーケリングスポット

伊良部島を語るうえで欠かせないのが隣接する下地島。面積は小さな島ですが、長い時間をかけて波に削られて作られた複雑な地形の沿岸部は、シュノーケリングやダイビングのスポットとして世界的な人気を集めています。

■通り池

（画像提供：宮古島空撮）

ダイビングスポットとして人気の下地島の通り池。海岸にあった鍾乳洞の天井が抜け落ちて池になったものです。
海側から一の池、二の池があり、両池は地下でつながっています。さらに一の池は海にもつながっていて、潮の満ち引きで水面の高さが変化します。

（画像提供：宮古島アクアストーリー）

通り池は宮古島三大ダイビングスポットの一つに数えられ、上級ダイバー憧れの人気ポイントです。
水深18mに空いた巨大な横穴を抜けるとそこは幻想的な世界。 海水と淡水が混ざり、まるでカクテルのような層ができた空間が広がります。

■中の島ビーチ

（画像提供：OKINAWA CLIP）

下地島南西岸。パイロット訓練飛行場の裏手にあるビーチです。海中にはサンゴの根が点在していて、カラフルな魚達が多く、下地島最高のシュノーケリングポイントとされています。
お昼時にはダイビングボートが休憩に立ち寄ることもあります。

■伊良部島のダイビングスポット「クロスホール」

（画像提供：J-DIVE）

宮古諸島でもベスト3に入ると言われる人気のポイント。伊良部島の北部、白鳥崎沖合のクロスホールと呼ばれるダイビングスポットです。
その名の通り天井に大きなクロス型の穴が開いており、その穴から、まるでスポットライトの様に縦穴に細長く差し込む光が幻想的です。