竹富島に行こう!
沖縄の離島で過ごす癒しの時間

沖縄県のおすすめの離島・竹富島~死ぬまでに一度は行きたいと思う島、魅力いっぱいの島です。赤瓦の民家に白砂の道。竹富島には沖縄の原風景があります。人気の離島・竹富島の魅力を紹介します。


竹富島は沖縄の原風景を残す島。こころ癒される島です。
(画像提供:平田観光)

竹富島は、沖縄県の八重山諸島にある周囲約9kmの小さな島です。八重山の中心地・石垣島からも近く、石垣港から高速船で10分ほどで到着します。

島内には寄り添って3つの集落がありますが、集落全体が国の重要伝統的構造物群保存地区に選定されていて、沖縄古来の姿が大切に保存されています。赤瓦の屋根とシーサー、コーラルの石垣、緑の植え込み、白砂の道。まさに沖縄の原風景がここにはあります。

海の美しさもまた格別です。カイジ浜やアイヤル浜など。星砂の浜にたたずんで海を眺めていると日頃のストレスも消え去ります。

竹富島の人口は360人ほど。ここに年間51万人超の観光客(平成27年)が押しかけます。竹富島の人気のすごさが思い知らされます。

竹富島(たけとみじま)

竹富島の位置と概要


八重山諸島・竹富島

竹富島は石垣島から1番近い離島です。石垣島からの距離はわずかに6km。高速船に乗れば約10分、カーフェリーでは約15分で竹富島に到着します。

竹富島へのアクセスは大変便利です。石垣島離島ターミナルから竹富東港まで、船会社3社が1日合計32往復の高速船を就航させています。10分~30分おきに運行していますので、あまり時間を気にせずに気軽に乗船できます。

竹富島に着くと、港のすぐわきに環境省のビジターセンター「竹富島ゆがふ館」があるので立ち寄ることをおすすめします。竹富島観光の最新情報などが入手できます。

竹富島の街並み/重要伝統的構造物群保存地区

竹富島といえば、真っ先に思い浮かぶのがここ。竹富島の美しい街並みです。3つある集落全体が国の重要伝統的構造物群保存地区に選定されていて、大切に保存されています。

竹富島の街並み


(画像提供:かさこのブログ)

沖縄の数ある離島の中でも、これほど美しい「沖縄らしい集落」が残っている場所は竹富島以外にはありません。
赤瓦の屋根には、家の守り神「シーサー」が着座。台風などの強風に耐えるため、屋根は低く、家の周囲には石垣が高く積まれています。

美しい白砂の道


(画像提供:旅ワンラボ)

サンゴのかけらを砕いた白い砂。集落の道にはすべて、明るく輝く白砂が敷き詰められています。青い空と緑の植え込み、赤い花との調和が見事です。
竹富島ではどこの民家にもハイビスカスやブーゲンビリアが植えられ、風景に色どりを添えてくれます。

なごみの塔


(画像提供:ネコと沖縄)

西集落の中心部にある代表的な観光スポット。なごみの塔からは眼下に、絵葉書のように美しい集落が一望できます。
ただし、塔の定員は2名だけ。狭い階段の下にはいつも順番待ちの行列ができます。少し時間に余裕をもって出かけたほうがよさそうです。

竹富島観光の定番・水牛車


(画像提供:沖縄密着サイトmeegle)

竹富島の観光で欠かせないのが水牛車。島の観光写真にも必ず登場する、竹富島観光の定番乗り物です。
地元竹富島の島唄を聞きながら、集落をのんびり一周します。

竹富島のおすすめビーチ

竹富島で一番きれいなビーチ・コンドイ浜


(画像提供:きれいな風景)

コンドイ浜は、竹富島はもとより、八重山随一の美しいビーチとして評判です。遠浅でほとんど波がなく、ファミリーや恋人同士でのんびり過ごすには最高です。
リピーターの多くは、「コンドイ浜だけは、何もしないで、ただ海を見ているのが一番いい」ともいいます。

星砂の浜・カイジ浜


(画像提供:沖縄の風景)

カイジ浜は「星砂の浜」として知られる有名な浜です。潮の流れが速いため遊泳禁止ですが、海や浜は美しく、休憩できる木陰もあります。
浜辺では大勢の人が星砂を探しています。星砂を持っていると幸福が訪れると言われています。

夕日の絶景ポイント・西桟橋


(画像提供:竹富島案内)

国の登録有形文化財となっている西桟橋は、夕日の名所として知られています。
現在は桟橋としては使われていませんが、1971年ころまでは、西表島の水田に農作業に行くために使われていました。


(画像提供:hanashigai photo)

西桟橋は夕方になると、夕日を眺める観光客でにぎわいます。
すでに石垣島行き高速船の最終便が出た後なので、この桟橋で美しい夕日を眺められるのは、竹富島に宿泊した人だけの特権です。

安里屋(あさどや)ユンタ

♪「サー君は野中のいばらの花か サーユイユイ
暮れて帰れば やれほに引き止める
マタハーリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ」

ご存じ、沖縄民謡「安里屋ユンタ」の一節です。この歌のモデルになったのは、竹富島に生まれた絶世の美女「安里屋クヤマ」だと言われています。生家も墓も、この竹富島で大切に保存されています。

安里屋クヤマの生家


(画像提供:竹富島お散歩写真館)

絶世の美女と言われ、民謡にまで歌われた安里屋クヤマの生家は、なごみの塔の南南西、西集落の中にあります。
クヤマ16歳の時、琉球王府から派遣された役人(絶対権力者)の無理な求愛を、肘打ちして断ったと民謡で歌われています。

安里屋クヤマの墓


(画像提供:4travel.jp)

クヤマの墓は、西桟橋の北側、周回道路(小道)から少し海側に下った所にあります。

庶民が役人に逆らい求婚を撥ねつけたクヤマの気丈さは、八重山の反骨精神の象徴として今に語り継がれています。

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