与那国島に行こう!
沖縄の離島で過ごす癒しの時間
沖縄県のおすすめの離島・与那国島~死ぬまでに一度は行きたいと思う島、魅力いっぱいの島です。与那国島は日本最西端の島。海底遺跡か自然地形かで揺れる謎の海底地形があることでも有名です。人気の離島・与那国島の魅力を紹介します。
与那国島・西崎/日本最西端の島の最西端にある岬です。
(画像提供:GANREF)
与那国島(よなぐにじま)は、石垣島と台湾のほぼ中間にあり、日本最西端に位置する国境の島です。黒潮の荒波が直接ぶつかる外海の孤島で、昔は「渡難(どなん)」といわれるほど訪れるのが大変な島でした。いまは航空便があるため早く便利に渡航することができます。
与那国島というと、日本最西端というイメージのほかに、謎の海底遺跡がある島としてもダイバーや観光客に人気が高い島です。フジテレビのドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地となったから、その関連で訪れる人も多いという。日本在来種の与那国馬にまたがれる牧場も人気スポットです。
与那国島は熱帯雨林気候に属していて、一年を通して大変暖かく、冬の最寒月(1月)でも平均気温が18.2℃もあります。日本一巨大な蛾であるヨナグニサンをはじめ、国の天然記念物に指定されている希少種・ヨナクニカラスバトやキンバトなど貴重な生物も生息しています。
与那国島(よなぐにじま)
与那国島の位置と概要
八重山諸島・与那国島
日本の最西端にある与那国島は、台湾からわずか110kmの距離にあります。石垣島からの距離124km(沖縄本島からの直線距離520km)よりも近く、まさに国境の島と呼ぶにふさわしい位置にあると言えましょう。
与那国島には空港があり、琉球エアーコミューター機が石垣島から毎日3便、那覇から毎日1便が運航しています。所要時間は石垣島から30分、那覇から1時間30分です。東京からだと、早朝の石垣島直行便を利用すると午前中に与那国島に到着することができます。
また、石垣島から与那国島へのフェリーは週に2便が運航。石垣島フェリー乗り場から与那国島・久部良港まで、約4時間30分で結ばれています。フェリーは外洋を運航するため海が荒れるとかなり揺れ、場合によっては欠航したりすることもあるので注意が必要です。
与那国島のおすすめ観光スポット
■西崎展望台と西崎灯台
(画像提供:沖縄離島.com)
与那国島の最西端は西崎(いりざき)という岬になっていて、日本最西端の展望台と西崎灯台があります。
展望台からは、眼下に久部良港の風景や東シナ海の雄大な海を眺めることができます。案内標識のカジキマグロは、与那国島の特産品です。
■日本最西端の碑
(画像提供:旅と読書)
西崎灯台のすぐ近くにあるのが有名な日本最西端の碑。モニュメントには「日本国 最西端之地」と書かれています。
ここから台湾までは110km。晴れてよく澄んだ日には、水平線のかなたに台湾の山々が見えるのだそうです。まさに国境の島ですね。
■『Dr.コトー診療所』のロケ地
(画像提供:沖縄県のお出かけスポット)
与那国島は、2003年にフジテレビの木曜劇場で放映されたテレビドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地として知られています。
島南部の比川浜近くには診療所のセットが残されていて、いまでも多くの観光客が訪れます。
与那国島のおすすめダイビングスポット
■与那国島海底地形(海底遺跡)
(画像提供:八重山ナビ)
島南部の海底で発見された謎の海底地形。階段状になった巨大な石の壁が、幅東西約250m、南北150m、高さおよそ25mに渡ってそびえています。
海底遺跡か、それとも自然地形なのか? この不思議な海底地形は、いまだに成因が解明されず謎のまま横たわっています。ダイバー憧れのスポットです。
■ハンマーヘッドシャークの観察ダイブ
(画像提供:海とダイビング)
黒潮が直接ぶつかる与那国島の海は、潮通しがよく、カジキなどの大物回遊魚が多く観られることで有名です。
とりわけ、島の南西部の海域はカレントが強く、冬から春にかけてハンマーヘッドシャークの大群が観察できます。与那国島ダイビングの人気メニューの一つです。
与那国島のおすすめ観光スポット part2
■ダンヌ浜
(画像提供:わおブログ沖縄観光)
浜辺でのんびりと与那国島を満喫したい方にはここ、ダンヌ浜がおすすめです。シャワーやトイレも完備し、与那国島で最も施設が揃っているビーチ。
透明度が抜群で珊瑚礁も綺麗なためシュノーケリングに最適です。リーフの外は潮流が速くて上級者向きですが、リーフ内で遊ぶなら格好のポイントです。
■日本最後の夕日が見える丘
(画像提供:八重山ナビ)
久部良港の北側、日本最先端の西崎とは港を挟んで反対側の丘にあります。モニュメントが建っていて「日本最後の夕日が見える丘」と記されています。
本当は西崎のほうがより最西端なのですが、秋から春にかけての日が短い時期には夕日が西崎近くに落ちるため、ここから見る西崎の夕日はまた格別です。
■ヨナグニウマふれあい広場
(画像提供:ヨナグニウマふれあい広場)
「NPO法人 ヨナグニウマふれあい広場」は、日本の希少な在来馬・与那国馬の有効活用と保存のために活動している民間非営利団体です。
与那国馬を使った馬遊びや青少年育成活動、ファームステイなど多彩な活動を行っています。観光客も気軽に馬とふれあい、乗馬体験ができます。
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