鳩間島に行こう!
沖縄の離島で過ごす癒しの時間

沖縄県のおすすめの離島・鳩間島~死ぬまでに一度は行きたいと思う島、魅力いっぱいの島です。鳩間島は、ドラマ『瑠璃の島』の舞台となった島です。人気の離島・鳩間島の魅力を紹介します。


瑠璃の島・鳩間島~美しい瑠璃色の海が広がります。
(画像提供:島の壁紙)

鳩間島(はとまじま)は、西表島の北5.4kmに位置する八重山諸島の島です。島の外周はわずか3.9 kmしかなく、人が歩いて1時間で一周できるほどの小さな島です。

半濃半漁の過疎の島で、日本テレビの土曜ドラマ『瑠璃の島』(るりのしま)の舞台となったことでも有名です。主題歌『ここにしか咲かない花』は、コブクロがこのドラマのために、実際にこの島を訪れて書き下ろした作品です。

島内には亜熱帯性の海浜性植物の群生が見られ、島全体が色とりどりのサンゴ礁に囲まれています。ダイビングポイントも多く、シュノーケリングを楽しむ観光客でにぎわいます。

鳩間島(はとまじま)

鳩間島の位置と概要


八重山諸島・鳩間島

鳩間島は西表島の北方沖合に浮かぶ小さな島です。以前は西表島からの船便に頼るしか渡航する手段はありませんでしたが、2006年4月から、石垣港(離島ターミナル)と西表島上原港を結ぶ2社の高速船の一部が鳩間島に寄港するようになり、石垣島から鳩間島への日帰り渡航も可能になりました。

石垣島からの所要時間は、高速船の直行便で40分、上原港経由で50分です。
さらに3社の貨客船(カーフェリー)が日曜日を除いて毎日運航されています。鳩間島は大変便利になりました。

鳩間島は隆起サンゴ礁の島。島の周辺には、立原浜の沖のプールなどサンゴ礁のダイビングポイントがたくさんあります。少し足を延ばすと、バラス島の別世界が広がります。

ドラマ『瑠璃の島』の舞台/鳩間島

『瑠璃の島』は成海璃子のドラマ初主演作品で、2005年4月~6月に日本テレビ系列の「土曜ドラマ」枠で放送されました。

親に捨てられて施設で育ち、人間不信に陥っていた少女・藤沢瑠璃(成海璃子)が、過疎化により廃校の危機に見舞われている小学校を存続させるために里子を探していた仲間勇造(緒形拳)と出会い、社会から捨てられかけた沖縄県八重山の孤島へ渡る。島の住民との出会いを通し、成長していく少女の姿を描く。

最初は荒んでいた瑠璃が、勇造夫婦や担任教師の愛情に育まれて心を開いていき、やがて島の人たちと向き合い、彼らを助けるようになります。

廃校の危機にさらされた島の実話を基に描かれたこのドラマは、当時大変な反響を呼びました。 鳩間島では、『瑠璃の島』の放映後、定期便の増便とともに島を訪れる観光客が急増。宿泊施設や食堂、商店などが次々にオープンするなど観光地として大いに注目されるようになりました。

瑠璃の島より~里子になって島に向かう瑠璃


(画像提供:You Tube)

「もう一回さ・・」
「ここからもう一回、始まるんだよね」

島に向かう船の上で新たな人生への決意を語る瑠璃だったが、いざ島の生活が始まると、平気でうそをついたり、大暴れしてみんなを困らせます。

荒んだ心が徐々にほぐれていく瑠璃


(画像提供:You Tube)

「おい。海へ行くか?」「うん」
「よし!母ちゃんにうまいもの食わせてやろうな」
「みんな瑠璃の元気なのが一番うれしいんだ」「うん」
瑠璃は、自分が大切にされていることに気付き、次第に明るい心を持った島の少女へと成長していきます。

鳩間島のおすすめ観光

鳩間中森と鳩間島灯台


(画像提供:石垣島海辺.com)

鳩間島一番の高台で、島の真ん中にあることから「中森」といわれています。八重山民謡「鳩間節」で知られる景勝地で、細道を登ると鳩間島灯台がたたずんでいます。
灯台のそばには石積みの物見台が復元されていて、鳩間港とその後ろに西表島の雄大な山々を望むことができます。

鳩間島音楽祭


(画像提供:daily sawawa)

公民館前の広場。ここで毎年5月3日、鳩間島音楽祭が開かれます。人口60名ほどのこの小さな島に、音楽祭の日は1000人を超える人が集まります。
鳩間島出身の歌い手や演奏家仲間が集まって繰り広げられる歌の祭典は、2015年開催ですでに18回目を迎えました。


(画像提供:daily sawawa)

第18回鳩間島音楽祭(2015年)で、『島人ぬ宝』を熱唱する石垣島出身の人気バンド・BEGIN(ビギン)。BEGINもこの鳩間島音楽祭を応援しており、多くの回でゲスト出演して会場を盛り上げています。
音楽祭の開催日は、第1回大会の時の約束から、毎年「5月3日」と決まっています。

立原浜/鳩間島周辺でのシュノーケリング


(画像提供:リッカドッカ)

鳩間島には規模は小さいですが、屋良の浜や島仲の浜など美しいビーチがたくさんあります。島の北側に位置する「立原の浜」もその一つです。
ここは通称「海の水族館」といわれる場所。干潮時になるとリーフの近くにタイドプールが現れ、美しいサンゴや色とりどりの魚がたくさん見られます。

バラス島シュノーケリング


(画像提供:リッカドッカ)

バラス島は、西表島と鳩間島の間にあるサンゴのかけらでできた島です。潮の流れで島の形や大きさが毎年変化しますが、満潮でも沈まないことから「奇跡の島」とも呼ばれています。
バラス島の周辺には特にエダサンゴがよく発達し、透明度が高くて魚も多く、シュノーケリングには最適です。

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