小浜島に行こう！
沖縄の離島で過ごす癒しの時間

小浜島の位置と概要

八重山諸島・小浜島

小浜島は、石垣島と西表島の中間に位置し、石垣島離島ターミナルからは高速船で25分ほどの距離です。小浜島はまた、竹富島（竹富東港）ならびに西表島（大原港）とも海路で結ばれています。

小浜島は周囲16.6km、面積7.84km²の小さな島ですが、島の面積の約5分の1を三井不動産リゾートの「はいむるぶし」と、星野リゾートの「リゾナーレ小浜島」が占有しています。いわばリゾートの島としての側面を持っています。

NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台／小浜島

『ちゅらさん』は、NHK朝の連続テレビ小説として、2001年4月～9月に放送されました。

小浜島で生まれたヒロイン・恵里（えりぃ／国仲涼子主演）の人間的な成長物語を中心に、子供のころに島で出会った文也（小橋賢児）との恋の行方、両親や兄弟、祖母など恵里を見守る家族との強い絆、職場の人々の人間模様などを描いた心温まる群像劇です。

「ちゅらさん」とは、美しいさま、立派なさまを表す沖縄方言です。美（ちゅ）ら海、美（ちゅ）ら島などとも使われます。テレビ放映以降、小浜島も「美ら島」として日本中に広く知られるようになりました。

■シュガーロード

（画像提供：沖縄的写真Life）

さとうきび畑の中をまっすぐ伸びる道。ドラマでは、えりぃの通学道路として使われていました。和也の危篤の報を聞き、文也とえりぃが走った道です。
朝ドラで有名になった場所ですが、それを抜きに考えても本当に気持ちのいい場所です。どこまでも白い道が続きます。

■民宿「こはぐら荘」

（画像提供：wikipedia）

えりぃの自宅だった建物です。両親が経営するこの民宿は、ドラマのロケでは民家を借り切って撮影されました。
撮影が終わっても「こはぐら荘」の看板はそのまま残され、いまでも当時の雰囲気そのままに大切に守られています。集落の中心部にありアクセスも便利です。

■はいむるぶしビーチ

（画像提供：三井不動産）

三井不動産リゾートが運営するリゾート施設「はいむるぶし」のプライベートビーチです。美しい海を眺めながら南国のリゾート気分を味わえます。
ドラマでは最終回のラストシーンでこのビーチが使われました。えりぃが夫と息子のところに走り寄り、親子三人で遊ぶ感動的なシーンです。

小浜島のおすすめ観光

■大岳（うふだき）展望台

（画像提供：こちさの旅の記録）

小浜島の中央部には、島の最高峰である標高99.7mの大岳(うふだき)があります。ここの山頂には展望台があって、天気の良い日には八重山の島々を一望することができます。
登山口から山頂までは歩いて10分ほど。急な階段が続きますが、展望台には屋根がかかっていて風が吹くととても気持ちよく過ごせます。

■トゥマールビーチ

（画像提供：こちさの旅の記録）

小浜港のすぐ南に位置し、港から歩いてゆける大変便利なビーチです。シーズン中は海水浴客も多いですが、広いビーチは遠浅でかなり沖合まで歩いて行けます。
小浜島では数少ない砂浜のビーチで素足で歩いても大丈夫です。海の向こうには石垣島が見えます。

小浜島の魅力を満喫・二大リゾートホテル

小浜島はリゾート開発された島。二大リゾートホテルを利用することによって、南国ならではの様々なアクティビティやツアーを取り入れた、充実した南国リゾートを満喫することができます。

■はいむるぶし小浜島リゾートホテル

（画像提供：沖縄ラボ）

『ちゅらさん』のロケ地にもなった、三井不動産グループが展開する大型リゾート施設です。
ホテル内のプライベートビーチでは、マリンジェットやロデオボート、シースライダー、水上スキー、ウィンドサーフィンなど充実したアクティビティを楽しむことができます。

（画像提供：はいむるぶし）

はいむるぶしビーチの沖合に浮かぶ「シーステーション」は、新しい海の楽しみ方を提案する船上プライベートカフェです。
周辺は国立公園内のサンゴ礁が広がります。サンゴの海をシュノーケリングしたり、船上から八重山の島々の絶景を眺めたり。とっておきの海時間を満喫できます。

■星野リゾート　リゾナーレ小浜島

（画像提供：星野リゾート）

星野リゾートが、小浜島南部の東海岸に開発したリゾート施設です。
遠浅のプライベートビーチや３つの個性あるプール、美食のレストラン、癒しの琉球スパ、日本最南端のゴルフ場でのプレーなど、楽しみ方は自由自在です。

（画像提供：星野リゾート）

海を楽しむアクティビティも充実しています。干潮時に浮かび上がる「幻の島」への上陸ツアーやシュノーケリング、お魚畑ポイントでの熱帯魚観賞など、盛りだくさんのツアーを用意。
自分で釣って、おいしく食べる。そんな楽しい釣り体験ツアーもあります。