【ペット蛇】ペットで飼いやすいヘビ トップ3
蛇をペットとして飼う。蛇はもともと臆病な性質で、性格もおとなしい種類が多く、慣れてくるとハンドリングもできるようになります。ペットとして飼いやすい、人気のヘビ・トップ3。都会派の人に最適のペットです。
蛇をペットとして飼育する人が増えています。写真はコーンスネーク。
(画像提供:Bonjour! J'aime les animaux)
何かペットを飼いたいけれど、仕事が忙しくて飼えない人がたくさんいます。犬は毎日の散歩が大変だし、猫も日中一匹で留守番させておくのはわいそうです。出張が頻繁にある人は、なおさらペットを飼うのに躊躇してしまいます。
そんな忙しいビジネスマン・ビジネスウーマンのあいだで、いま、爬虫類をペットとして飼育する人が増えています。ヘビやトカゲ、カメ、ワニなどの爬虫類ですね。ここでは、ヘビについて書きます。
へび(爬虫類)は、都会派の人たちに最適なペットなのだそうです。
その理由は、とにかく手間がかからないこと。吠えない、鳴かない、においが少ない。エサも数日に一回やるだけで済みます。
ヘビ特有のゆったりした、マイペースな動きも、忙しい現代人のこころを癒してくれます。ヘビはもともと臆病な性質で、性格もおとなしい種類が多く、慣れてくるとハンドリングも容易にできるようになります。
「よーし、ヘビを飼おう!」と思ったあなたに、ペットとして飼いやすい、人気のヘビ・トップ3をお教えします。
ペットで飼いやすい蛇トップ3
【ペット蛇/第1位】コーンスネーク
アメリカ合衆国に広く生息しているナミヘビ科の中型のヘビです。寒さに強く、飼育しやすいこと、また性格が温厚でおとなしいことから、ペットスネークとして幅広い人気があります。
コーンスネークが好まれる秘密はもう一つ。その品種の多彩さにあります。
野生の個体は赤やオレンジの地色に黒い縁取り模様が入るヘビですが、長年にわたろ品種改良の結果、さまざまなカラーバリエーションの魅力的な品種が数多く生み出されています。自分好みの、個性的な個体を探すのも楽しみです。
■コーンスネーク ノーマル
(画像提供:Cornsnake Songs)
レッドとも呼ばれます。最もスタンダードなコーンスネークです。
野生にいるコーンスネークも赤地(オレンジ)に黒い縁取り模様があります。
■コーンスネーク アネリスリスティック
(画像提供:Cornsnake Songs)
赤色色素が欠損した品種。アネリスリスティック(Anerythristic)。略してアネリとも呼ばれます。
黄色色素がわずかにのこり、場合によっては赤みが少し残るものもあります。
■コーンスネーク スノー
(画像提供:Cornsnake Songs)
アネリスリスティック(赤色色素欠損)とアメラニスティック(黒色色素欠損)が同時に生じた、二重劣性遺伝の品種です。
模様にわずかに残る黄色~赤色の色素が、スノーの仲間にさらに魅力的なバリエーションを生み出しています。完全に白くなった品種をブリザードといいます。
【ペット蛇/第2位】カリフォルニアキングスネーク
アメリカ合衆国からメキシコにかけて分布するナミヘビ科のヘビです。カラーバリエーションが豊富で飼育しやすいことから、コーンスネークと並んでペットスネークとして根強い人気があります。アメリカではヘビ飼育の入門種とされています。
カリフォルニアキングスネーク(略してカリキン)は、野生では小型爬虫類を好んで食べているようで、一説にはガラガラヘビを食べることから「キング」の名が冠されているのだとか。でも飼育下では冷凍マウスや冷凍ラットだけで問題ないので安心してください。
■カリフォルニアキングスネーク デザートバンデッドノーマル
(画像提供:爬虫類倶楽部)
カリフォルニアキングスネーク(カリキン)のもっとも普通のタイプで、ノーマルといいます。
ノーマルのカリキンは、斑紋のパターンとして「横帯型(バンデッドBanded)」と「縦条型(ストライプStripe)」があり、明色部分が白いものを「デザートDesert」、黄色みがかっているものを「コースタルCoastal」とよびます。
■カリフォルニアキングスネーク アルビノコースタルストライプ
(画像提供:All About)
黒色色素が欠損したアルビノです。少し黄色みがかった縦縞が美しいアクセントになっています。カリキンの中でも人気の品種です。
■カリフォルニアキングスネーク 90%ハイホワイト
(画像提供:All About)
カリキンの斑紋パターンの一つ。ハイホワイトの白い部分がさらに多い品種。背中に暗色のストライプが一本あり、側面の大部分が白いタイプです。腹面は真っ白です。
【ペット蛇/第3位】ボールパイソン
アフリカ大陸中西部が原産のニシキヘビの一種です。日本ではボールニシキヘビとも言われます。体長は1~1.5mほどですが、胴回りが太く、体重は成体で2~3kgになります。
ボールパイソンも比較的飼育しやすい初心者向けの品種です。ただ、身体が大きくなるうえに、気温が下がる冬季には食欲が低下することもあるので注意が必要です。
■ボールパイソン
(画像提供:爬虫類図鑑)
ボールパイソンは臆病な性格で、驚くと頭部を体の中に入れ込み、体全体をボールのように丸める性質があります。そんな生態からBall pythonと名付けられました。かわいい名前ですね。
■ボールパイソン アルビノ
(画像提供:道場日誌)
黄金に輝く、美しいアルビノです。
夢占いでは、黄金のヘビが出てくる夢は吉夢だとか。夢の中にもこんなきれいなヘビが現れてくれるといいですね。
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