高尾山キャンプ場情報
（日影沢キャンプ場）

高尾山キャンプ場情報

日影沢キャンプ場。首都圏の別天地。高尾山への登山も楽しめます。
（画像提供：みやび君の気まぐれ日記）

高尾山を楽しむなら日影沢キャンプ場がおすすめです。 高尾山北側の国有林に設置された静かな環境のキャンプ場で、近くには小川が流れ、四季折々の高尾山の美しい自然を満喫することができます。

高尾山一帯は「明治の森高尾国定公園」に指定されており、植物の採取や鳥類の捕獲はもちろんのこと、キャンプやバーベキューなども厳しく制限されています。そのなかで唯一開設されているキャンプ場がここ、日影沢キャンプ場です。

日影沢キャンプ場は、車の乗り入れもオートキャンプもできません。テント専用のキャンプ場です。 少し不便かもしれませんが、逆に車がない分静かで、高尾山の自然にどっぷり浸かりたい向きには好都合かもしれません。自然派の方に特におすすめします。

日影沢キャンプ場からは、いろはの森の歩道を通って高尾山登山が楽しめます。高尾山頂上まで約60分です。

山頂から、反対側の高尾山口に下山すると、京王高尾山温泉・極楽湯が待っています。天然温泉の露天風呂は、高尾山キャンプを締めくくるには最高です。

日影沢キャンプ場

日影沢キャンプ場（日影沢園地）は、林野庁の高尾森林ふれあい推進センターが管理・運営しています。つまり、国営のキャンプ場です。

キャンプ場の利用は完全予約制です。事前に申し込みが必要です。施設は通年で利用でき、利用料は無料、タダです。いまどき、高尾山のこんないい立地に、タダで宿泊させていただけるとはありがたい限りです。

■日影沢キャンプ場・キャンプサイト

（画像提供：適度に野外生活）

日影沢キャンプ場のキャンプサイトです。
テント専用サイトは上段に6張り程度、下段に11張り程度のスペースがあります。キャンプ場の規模は小さいですが、テントは比較的ゆったりと張ることができます。

■専用駐車場も近くにあります

（画像提供：リストランテ☆タイチ）

キャンプ場の専用駐車場。サイトは駐車場からも近く、比較的便利です。
県道516号線の日影沢林道入口から700mほど入ると駐車場に到着します。

■日影沢で沢あそび／日影沢キャンプ場

（画像提供：いつでも一緒）

サイト横にはきれいな日影沢が流れています。
浅くて小さな川ですが、子供たちを遊ばせるにはいい感じです。サワガニがたくさん獲れます。

高尾山登山

高尾山（標高599m）の一帯は、明治の森高尾国定公園に指定されており、さらに平成19年には、富士山と並んでミシュランの三ツ星にも指定されました。東京都心からも近く、豊かな自然が残る山として、年間を通して多くの観光客や登山者でにぎわっています。 山麓からはケーブルカーまたはリフトで、中腹の海抜472m付近まで登ることができます。また、歩いて登る道も3ルートあり、いずれのルートも90分ほどで山頂に達することができます。

■高尾山山頂

（画像提供：高尾登山電鉄）

高尾山山頂付近からは、南に丹沢山塊、天候の良い日には富士山の姿もくっきりと見ることができます。
東京（明治の森高尾国定公園）と大阪（箕面国定公園）とを結ぶ「東海自然歩道」の東京側起点となっています。

京王高尾山温泉・極楽湯

高尾山登山の起点となる京王線高尾山口駅。その駅に隣接して、2015年10月に開設された天然温泉です。高尾山登山の帰りに、ひと汗流すのに最適です。 地下約1,000mからこんこんと湧き出る天然温泉で、美肌の湯とされる柔らかい湯ざわりが評判です。 露天岩風呂、座り湯、檜風呂（マイクロバブル）、替り風呂、露天炭酸石張り風呂、サウナ、水風呂など、多様な浴槽があります。

■京王高尾山温泉極楽湯

（画像提供：京王電鉄）

評判の天然温泉 露天岩風呂。ぬる湯とあつ湯があります。
内湯ではマイクロバブルの檜風呂がおすすめ。森林浴効果があると言われる檜風呂に、マイクロバブルの微細な泡が登山の疲れをほぐしてくれます。