気象予報士試験
中一男子が最年少合格(12歳11ヶ月)

気象予報士は天気予報のプロです。その気象予報士試験に若干12歳の中学1年生が合格。話題になっています。


平成25年度第2回(通算第41回)専門知識問題より抜粋(部分記載)
気象予報士試験(過去問)

合格率4%台の難関「気象予報士試験」に、若干12歳の中学1年生が最年少合格し話題になっています。2012年8月実施の第38回気象予報士試験の結果発表から、話題を追ってみましょう!

 ■愛知の中1、最年少合格=気象予報士、12歳11カ月: 時事通信(2012年10月5日)

気象業務支援センター(東京都千代田区)は5日、8月に実施した第38回気象予報士試験の合格者を発表しました。合格者167人のうち、名古屋市に住む愛知教育大付属名古屋中学1年のKさんが12歳11ヶ月で最年少記録を更新しました。
これまでの最年少は2009年3月に合格した横浜市在住の中学1年男子の13歳7ヶ月でした。

Kさんは小学4年の時、名古屋市科学館で開かれた「雲を作ろう」という教室に参加。気象への興味が高まり、図書館の本に「気象予報士は600時間勉強すれば取れる」と書いてあるのを読み、受験を決意したそうです。4回目のチャレンジで合格し「自分でも非常に驚いたが、とてもうれしかった」と話しているそうです。

<時事通信の記事に一部加筆>

気象予報士試験(過去問)

気象予報士試験の内容

試験は学科試験と実技試験があります。お昼の休憩時間をはさんで、午前が学科試験、午後が実技試験に充てられます。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒気象予報士試験(気象予報士の資格を取ろう)

試験時間試験科目
09:45~10:45学科試験:予報業務に関する一般知識(多肢選択式)
11:05~12:05学科試験:予報業務に関する専門知識(多肢選択式)
12:05~13:10休憩
13:10~14:25実技試験:気象概況及びその変動の把握、局地的な気象の予想、台風等緊急時における対応(記述式)
14:45~16:00実技試験:気象概況及びその変動の把握、局地的な気象の予想、台風等緊急時における対応(記述式)
  • 学科試験「一般知識」
    大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規
  • 学科試験「専門知識」
    観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用
  • 実技試験 設問2題
    いずれの設問も10枚前後の天気図を利用して、現在までの気象の把握とこれからの気象現象の予想を行います。気象情報を正しく活用できるか、論理的にきちんと予報できるかがポイントになります。
    さらに、現況や予想にもとづく警戒地域の把握と警戒事項などについても問われます。

過去問~過去の試験問題(3年分)

一般社団法人 気象業務支援センターでは、過去3年分の試験問題と回答例をウェブサイトで公表しています。

著作権の関連から、これらの問題/回答例をここに転記することができませんので、必要な方は下記の気象業務支援センターのサイトでご確認ください。個人で利用する限り、問題/回答例の閲覧とコピー利用等は自由です。

ここでは、2012年10月3日の公開ページを記載しておきます。直近3年間の6回に及ぶ気象予報士試験の問題と回答例が参照できます。

参照はこちら⇒過去の試験問題(3年分):気象業務支援センター

  • ・平成21年度第2回(33) 問題(zip) 解答例(pdf)
  • ・平成22年度第1回(34) 問題(zip) 解答例(pdf)
  • ・平成22年度第2回(35) 問題(zip) 解答例(pdf)
  • ・平成23年度第1回(36) 問題(zip) 解答例(pdf)
  • ・平成23年度第2回(37) 問題(zip) 解答例(pdf)
  • ・平成24年度第1回(38) 問題(zip) 解答例(pdf)

(参考)受験資料はこちらから入手できます。
 ⇒受験資料の入手

気象予報士試験~いろいろな参考書

しっかり勉強しないと、なかなか合格は難しいようです(笑)
(画像提供:kobsnow)

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