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ルアーフィッシングはルアー（疑似餌）を使った頭脳的でエキサイティングな釣りです。ルアーフィッシングの対象魚とルアーの種類についてまとめました。
ルアーフィッシングは、人知を尽くしたスポーツフィッシング
（画像提供：オラは釣る）
ルアーとは、魚の餌になる小魚や水生昆虫に似せた「擬似餌」のことです。このルアーを使って魚を釣るのをルアーフィッシングといいます。
ルアーフィッシングは、本物のエサではなく言わば「ニセモノのエサ」を使って魚を釣るわけですから、釣りはより難しく、高度になります。
いかにルアーを本物の小魚のように見せるか。対象魚にアピールするか。
アングラー（釣人）としての知恵と技術が求められます。
ルアーフィッシングはエキサイティングな釣りです。
時にはルアーを止めたり、動かしたり。時には表層を逃げ惑う小魚を演出したり・・・。対象魚によって、季節によって、場所によって、様々な動きの中から最適のルアーアクションを工夫して実践します。
ルアーフィッシングはまさに、人知を尽くしたスポーツフィッシングです。
小魚や水性昆虫をエサにしている肉食魚なら、どんな魚でも、技術の難易はあるにせよルアーフィッシングで釣ることができます。フレッシュウォータ（真水）でもソルトウォータ（海水）でも、もちろんＯＫ。
渓流、本流、人造湖、天然湖、沼池、河口、海のテトラポット回り、内湾、磯、外洋・・・ルアーフィッシングのフィールドは無限です。
主なルアーフィッシングの対象魚
| フレッシュウォータ | イワナ ヤマメ アマゴ ニジマス サクラマス イトウ ウグイ ブラックバス（オオクチバス） コクチバス ブルーギル コイ（マゴイ） 二ゴイ ナマズ ほか |
| ソルトウォータ | スズキ（シーバス） クロダイ（チヌ） イナダ アジ サワラ カサゴ メバル アイナメ コチ（マゴチ） ソイ カマス タチウオ アオリイカ タコ（マダコ） ヒラメ カツオ シイラ カジキマグロ カンパチ ほか |
ルアーは肉食魚のエサとなる小魚などをマネした疑似餌です。
疑似餌とは言っても実物とは似ても似つかない形のルアーもありますが、不思議なものでこれらのルアーを水中でリトリーブ（巻き取り）すると、身体をくねらせたりきらめいたりと、まるで生きている小魚などと同じような動きをします。
ルアーにはたくさんの種類がありますが、大きく分けると「ハードルアー」と「ソフトルアー」（ワーム）の２タイプに区分されます。
■ハードルアー
金属や木、プラスチックでできたルアーです。ハードルアーは基本的に小魚をイメージして作られたものですが、形状や機能の違いから、スプーン、プラグ、スピナー、ジグに区分して呼ばれています。
■ソフトルアー（ワーム）
合成樹脂やラバー、生分解性樹脂でできた軟らかいルアー。ソフトルアーは基本的に、フック（釣針）とシンカー（おもり）とを組み合わせて使用します。この組み合わせのことを リグ（またはリギング） といいます。
ルアーの種類と分類、および各種ルアーの特徴と使用法など、ルアーに関する解説は下記ページをご参照ください。
⇒ルアーの種類と特徴｜ルアーフィッシング
■ブラックバス釣り（バス釣り）
（画像提供：舞子屋やっさん）
ルアーフィッシングといえば、代表格はバス釣りでしょう。ブラックバスは日本全国の主な湖や沼、川、河口、汽水域に幅広く分布しています。釣れたときの引きの強さから、多くの釣り人に高い人気があります。
中でも琵琶湖はバス釣りの超人気スポットです。写真は琵琶湖・近江舞子内湖での釣果（53cm）ですが、ここでは50cmオーバーの大物がよく釣れることでも有名です。
■渓流釣り
（画像提供：Wae the Keyed）
ルアーで釣る渓流釣りも人気があります。イワナやヤマメ、アマゴ、ニジマスなどをルアーで誘って吊り上げます。中には幻の魚といわれるイトウやサクラマスなど大物釣りにチャレンジする釣り人もいて、季節を通してにぎわいます。
■シーバス釣り（スズキ）
（画像提供：OVERDRIVE FISHING）
スズキ（シーバス）は海のルアーフィッシングの代表的な魚です。強い引きとバイトの瞬間の衝撃など、アングラーを虜にする魅力に溢れた魚です。
シーバスは海水魚ですが、汽水域を好み、驚くほど川の上流まで遡上することがあります。たとえば多摩川では、河口から13.3kmの位置に調布取水堰がありますが、この堰の下流はちょっとしたシーバス釣りの好ポイントです。
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釣りは魚とアングラー（釣り人）との壮絶な知恵比べです。仕掛けに工夫を凝らして、見えない魚と向き合う・・・美しい自然が戦いの舞台を演出してくれます。
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