カヌー競技(競技種目)の解説

カヌー競技(競技種目)~カヌー競技はオリンピックの正式種目にも採用されている由緒あるスポーツです。カヌー競技の競技種目について解説します。

カヌー競技


激流でのカヌースラローム大会
(画像提供:日本カヌー連盟)

カヌー競技はオリンピックの正式種目にも採用されている由緒あるスポーツです。
競技人口も年々増えて、今では日本各地でカヌー大会・カヌー競技会が開催されています。

ここでは、カヌー競技の競技種目について解説を加えました。

自ら選手を目指そうという方はもちろんのこと、テレビでカヌー競技を観戦するときにも、ぜひ一度目を通しておいてください。

※競技カヌーの正式競技大会は、公益社団法人 日本カヌー連盟の指導の下に開催されています。
【正式競技大会=オリンピック、ワールドカップ、世界選手権大会、アジア競技大会、国民体育大会ほか国内の公式競技大会】

カヌー競技(競技種目)

国際カヌー連盟が統括する競技カヌーには以下の種目があります。

  • カヌースプリント/カヌースラローム/カヌーワイルドウォーター/カヌーポロ/ドラゴンカヌー/カヌーフリースタイル/ほか

カヌースプリント(オリンピック種目:12種目)

静水面で一定距離を漕ぐ時間を競う競技です。艇は1人乗りから4人乗りまであり、距離は200m、500m、1000mの3種類があります。
それぞれ水路(レーン)を決めて複数の艇が一斉にスタートして、ゴールに到着するまでの速さを競います。
カヌースプリントはカヤック部門(K)とカナディアン部門(C)に分かれています。

カヌースラローム(オリンピック種目:4種目)

スキーの回転競技に似た競技で、ゲート(旗門)通過の正確さとゴールまでの所要時間を競います。
スラロームは川の上流からスタートし、コースの途中に吊るされたいくつかのゲートを上流から、あるいは下流から通過します。ゲート不通過はもとより、ゲートに体が触れても減点になります。
スキー競技と同様に1艇ずつスタートし、ゴールまでの所要時間とゲート不通過等の減点を総合評価することで順位が争われます。

カヌーワイルドウォーター

河川の激流をくだり所要時間を競う種目。障害物となる岩や流れを読む力が求められます。

カヌーポロ

水球・バスケットボール・カヤックの要素を組み合わせたカヌーによるポロ競技。それぞれのチームが、設置されたゴールにシュートして得点を競います。

ドラゴンカヌー

中国や日本をはじめ東南アジアを中心に、古くから見られる競技形態。

カヌーフリースタイル

波やホール(落込み)など自然あるいは人工の激流の淵で、パドリングや操艇技術を競う。水上のロディオと呼ばれています。

その他の競技種目

カヌーマラソン、カヌーセーリング、ラフティング、シーカヤックなどの競技があります。

※画像はいずれも、公益社団法人 日本カヌー連盟による。

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カヌー・カヤック情報(サイト内)

カヌー(カヤック)は水との一体感がことのほか強い、爽快なアウトドアスポーツです。時には流れのある河川で少し激しく、時には静かな湖面でゆっくりとパドリング・・・。至極のひとときが過ぎていきます。

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